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Fast Forward三部作

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今回やってみるのは、 フリードマン・フリーゼ のFEARだよ フリーゼですかい このFEARは、Fast Forwardっていうシリーズの第一弾にあたるものらしい。 今度日本語版の発売される伝説のフルーツ(Fabled Fruit)で導入したシステムを利用したゲームシリーズで、 最大の特徴は、ルールブックを読まずに開封即プレイできるところ……らしい。 ほう、すぐに遊べるのは良いですね ただ、あんまり詳しくないんですが、伝説のフルーツに関しては、 「遊ぶたびに ルールが変わる 」と聞いて、なんか、あのゲームを思い出してね……。 あぁ、あのゲームも「F」の系譜ですしね……。 あの「F」とフリーゼは関係ないすけどね。 まぁ、真面目な話、フリーゼがレガシー系ゲームをリデザインした格好のゲームで、 遺物 ( Legacy ) と 伝説 ( Fabled ) で対になってるネーミングなのが面白いよね まぁ、ルールが変わる形式のゲームも、フリーゼなら仕方ない感がありますからね。 しかし、フリーゼ流のレガシーゲームですか……。 まぁ、やってみますか。(箱パカ) ホントにルールブック入ってないや。 紙束の一番上のカードになんか書いてありますね デッキの中身を見ずにテーブルにおいて、プレーヤー集めてゲームスタート! 裏を読めってさ。 なんかルール書いてありますね。 手番中にできることは、カードを引くかカードを中央に出すかだけみたい。 まぁ引きますよね 右にならえですよね。 ・ ・ ・ 両鳥、黙々とドロー ・ ・ ・ またドローっと。 あっ、即座に裏面読めってカードが出てきましたよ! 手札上限と、ゲームの勝敗の決め方のルールが追加されたっぽい この場面の写真ではないですが、 こんな感じのカードがちらほら捲れます。 なるほど、随時ルール説明がされていくんですね。 アンドールの伝説的なチュートリアルがゲームに取り込まれてるやつですね。 ルールブックを読む必要がないゲームというか、 ルールブックを読みながらプレイするゲームだ 。 うっす。新ルール読み上げるっす! 詳細なゲームの流れは、ネタバレに配慮してカット。 FEARプレイ中 以降は、魔

海賊物語 〜Tale of Pirates〜

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つらく、長い旅だった… まさか機内Wifiが使えないなんて… まぁそれでも、なんとか来れましたね、エッセン! 久しぶりのヨーロッパですよ! というわけで、今日遊ぶゲームは、さっき買ってきたTale of Pirates。海賊になってアレコレする協力ゲームだ。 エッセンシュピールのホール1のA118で買えるよ。 その宣伝が活用される可能性はあるんですかね… アプリ連動ゲームなので、日本国内で手に入るかは微妙な感じなのがポイントなのだ さて、前述の通り、我々は海賊になって色々な困難を突破していくゲームな訳なんだが、 それらは10のチャプターに分けられて梱包されている。 そして、あるチャプターをクリアするたびに次のチャプターが解放されていくって寸法です。 流行りのレガシーゲームっすね。 レガシーゲームとは違って、同じチャプターを何度でも遊んで良いよ。 謂わば、一本道シナリオでルールがどんどん追加されていく、アドバンスドチュートリアル形式だ。 あどばんすどちゅーとりある…。 基本となるルール自体はかなりシンプル。 アクションスペースに砂時計を置いて、砂時計が落ち切ればそのアクションを実行して別のアクションスペースへ移動出来る。 リアルタイムゲームですか?協力ゲームです? そうそう。今のところはリアルタイム協力ゲーム。 チャプターが進んだ時に、ルール追加でどうなるかは分からないけど。 なるほど。わかりました 船にあるアクションは、6種。 帆を張って船速を調節。 舵を取る。 大砲を打つ。 大砲に球を込める。 物見台から偵察をする。 DIY魂を燃やして船の修理をする。 DIY魂ってなんすか。 それは修理の心得。 さて、船のアクションスペースは、穴で示されてるんで、その穴に砂時計を突っ込んで、砂時計が落ちきるとそのアクションを実行することができる。 終わったら今度は別のアクションに砂時計を移動させて…って感じや。 連続して同じアクションは? ダメ。 わかりました。 船の周りは、6方向にカード置き場が存在してて、船首を向けたり、偵察をすることで表向きにできる。 カード効果は、全部アプリが教えてくれるけど、ターン終了時に攻撃して来る敵船とか、船首を向けると

キング・オゾ!

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さて、今日はキングオゾを用意したよ。 これはアステカ文明の影響の色濃く残る、メキシコの神事をベースにしたゲームだ。 ホントだよ? 嘘くさい インスタ映えしそうなコンポーネントですね。 ルールは簡単。 色付きの宝石と、透明な水晶がそれぞれ両端にくっついてた、長さのまばらなひもが14本。 親はこのひも束を持ち上げて、色を1つ宣言して落とす。 えー、赤! ぼと (サッと赤い宝石を取る) (首を横に振り、ブルースを手で制しながら) 指定した色の宝石のひものもう一端、水晶を探して、早いもの勝ちで掴むわけだ 明らかに宝石側取るようなコンポーネントじゃないわな はい… ちなみに宝石側を掴むと大いなる災いが降りかかると言われている。 そんなまさか… ルール説明に戻ろう。 みんなが水晶を一つ掴んだら、同時にそれを引っ張る。 宣言した色の宝石のひもだったらそれを獲得。 残りのひもが5本になったら終了、 最後に獲得したひもを一繋ぎにして、一番長くなった人の勝ち。 わかりやすい…というか、特にひねりもない感じですね。 とりあえずやってみましょうか 5分もかからずに終了 私と魔王様が同じ長さですね その場合は、一番長いひもをとってる方が勝ち。 じゃあ、私の勝ちですね。 負けたー まてよ、確か、宝石を触った人が負けてしまうと… ▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂うわああああ 総評 簡単!わかりやすい!フランスゲーらしい、インスタ映えの良さ! フラックスと違って、グダグダ長時間遊べるわけじゃないから、ゲーム会のアイスブレイクや時間合わせ枠かな。 メインアイデアにもうワンアイデア追加する前に うっかり出荷ラインに載せてしまったゲームという印象ですな。 というと? つまり、紐を使ったカルタっていう土台だけお出しされた感じですね。 なるほど。 どういうルールで遊べば面白いか、ハウスルール考えるのが結構楽しいですよね。 まあ、ゲームとしてダメでも、壁から吊るしてインテリアにできそうなところが良いですね。 廊下と部屋を区切るのれん的な? そうそう、それそれ。 親の色宣言にあんまり意味がないのと、 毎回ひも束を落として盤面記憶出来な

島と城からEXIT

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青い空! 黒い海! 鍵のかかったボート! え~、我々は今、古代海賊たちの隠れ家だったらしい無人島に漂着しております。 まさか、嵐で船が沈むなんて……。 というわけで、今回遊ぶのは、EXITシリーズ第4弾、忘れられた島! そのうちSNEから脱出シリーズとして日本語版も出るはず。 本日の同行者は、ロキと近所で農業を営んでいたアデリー1号。 ネタバレするといろんな人に怒られるので、ネタバレに配慮しつつダイジェストでお届けします。 今回はこの島から脱出するのが目的ですね。 海賊の財宝は? そんなね! 隠れ家だからって財宝があるわけないじゃないですか! ……。 探索開始! あー、これ、雷が必要って言ってるので、強力磁石作って発電機作るやつですね。 脱出せずに、文明再構築するんですか? あと、瓶を開けたら、「岩にたたきつけて割ればよかったのに」とか言われた。 このメモを残した先人は、瓶を割って開けることすらままならず死んだというのか……。 …探索中 これ、物理的に切らないと回答がわからないやつだー! 野郎ども! スマホで撮影して画像編集にかけるぞ! あっ、このヒントってこういうこと!? トラップじゃねーか!! …探索中 なんかこのイラスト使うみたいですよ。 どうするんでしょう? あぁ、それゲーム開始直後くらいに解けてたんですけど、ようやく使う機会が来たんすね……。 またヒントなしに解いてたのか……。 約1時間後 脱出! 成功! キュイキューイ! 今回は結構やられたポイント高かったですね。 … (ナニカを手に取りながら) おや、これは……。 まさか、古代海賊の呪い……! ・ ・ ・ はっ! ここは……? 西洋のお城っぽいですね。 あっ! あそこに鍵束が落ちてますよ! というわけで、続けて、EXITシリーズ第5弾、禁じられた城! ストーリー上は何のつながりもありませんが、 ロキとのスケジュールの都合上、一気に消化します。 この鍵束、デザインがフレーバー方向に進化したなーって感じますよね。 視認性には難があるので、問題の回答との対応性を確認す

FはFLUXX(フラックス)のF

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というわけで、虚無より生まれし原初の混沌。 不定形の悪夢ことフラックスを用意しました。 フラックスとは、頭の柔らかくなるカードゲームである。 刻々と変化し続けるルールへと適応し、ゴール条件を満たすことができれば勝利! そんな単純明快なルールが魅力ということになっている。 やはり、最初のレビューは、評価基準を明確にする必要がありますからね。 最低値を明示することは重要です。 (新手の拷問かな?) 確認のために簡単にルールを説明しますが、 【基本ルール】というカードに書かれているように、「1枚引いて 1枚プレイ」を続けて、ゴール条件を満たした人の勝ちってゲームです。 ちなみに、ゴール条件はゴールカードって種類のカードをプレイした時点で初めて設定されます。 あと、このゲームの売りは、プレイされたカード……例えば「3枚引く」とかによって、基本ルールを含めたいろんなルールが更新されていきます。 他のカードは、プレイしたらその指示に従ってください。 (初期手札を3枚づつ配りながら) まぁ、それ以上に説明することもないんで、さっさと始めましょう。 ゲーム開始 まずは私から。 1枚引いて【アイテムカード】「愛」をプレイ。 アイテムカードは、自分の持ち物として場に残り続けます。 ……【新ルールカード】「3枚引く」をプレイ カードを3枚引いて、【アクションカード】の効果でさらに3枚引きます 【ゴールカード】「愛こそすべて」。 「愛」だけを持ってると勝利するので勝利。 ゲームになってねーよ!!!! いかさま? 天鳳です ブログの記事にするためにプレイするんですよ?? リプレイを載せるつもりがないとはいえ、もうちょっと、長引かせてくれないとまともに評価してないって思われるでしょ……。 一応、全部のカードタイプが使われたからもういいんじゃないですかね まぁゲームになってないんでもう一回くらい……。 なんやかんやで2回戦開始。 数十分にわたる不毛なゴール条件更新合戦の結果、 偶然 、魔王がゴール条件を満たし勝利する。 だらだらと盛り上がりのない展開が続く上に、終わるときは偶然終わる。 ゴール条件が普通は一枚しか置けないのが駄目ですね。 アイテムカード同様、枚数制限されな

ボドゲとブログと謎のペンギン

遠く遠い彼方の地。 新宿駅から2駅くらいの距離にある忘却都市「C」。 そこには、我がままで気ままな魔王が住んでおりました。 ボドゲブログを始めたい。 また唐突ですね。 今更でもある。 魔王様のやってる、ネットなんちゃら?のブログじゃダメなんですか? いや、いちおう、身バレするとタグが付いて領土が焦土だから、秘密でね……。 それに、あそこは、ネットランナーの話を見に来る人が中心の場所だから、 別種の情報(関係ないゲームとかの話)を混ぜると、彼らからすると利便性が下がるんですよね。 なるほど。 (勝手にやればいいのでは?) 目的としては、大きく分けて3つ。 1つは、忘備録。遊んだゲーム・注目のゲームの内容をすぐに思い出したい……。 けど、ツイッターでは情報を掘り返すのが大変だから。 次に、情報の共有。日本国内ではあまり注目されていないゲームを遊ぶ機会もあるので、その布教に一役買いたい。 ルール解釈問題とかの意見を募りつつ、周知するのにもブログのほうが適切かなと。 日本……。東洋の島国のことですかね?設定ぶれだしてますよ。 最後は、無論! 魔王たる俺様の存在と教えを世に知らしめるためよ! さすが魔王様!キュイキュイ~!(勝手にやればいいのでは?) キュイキュイ~!(3つ目を思いつかなかったやつだ) というわけで、手伝ってもらいます! (巻き込まれた……) そうなると、最初はあのゲームが適切じゃないですかね……。 F いけない、それは素人が扱えるゲームじゃ……! つづく! 登場人物紹介 魔王。 かつて、FFG版アーカムホラーで禁断の知識を手に入れ、常識では考えられないような力を手にしたという。 また、ここではない次元では、スーパーハッカーとしてそこそこ有名らしい。 アーサー。 キャッスルキャメロット事変の首謀者にして、円卓を裏切り世界を陰で覆ったらしい暗黒騎士。 古文書解読技能がそれなりに高いので、難解なルールブックもそこそこ真面目に読み解くことができる。 ブルース。 魔王の酒飲み友達なリトルドラゴン。 アーサーの取り出したゲームを見て青色になった。